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四王司神社 →0:10→ 岩山展望台 →0:27→ 登山口
空いている駐車スペースを見つけ、すぐに登山を開始。四王司山へ1590mの案内を確認し、勝山御殿内に入り、左に立つ登山口標識に従って山道に入ります。標識には頂上まで約50分とあり、現在時刻は15時過ぎなので、余裕をもって登山ができそうです。
足元には岩が目立ち、ワイルドな登山道で、それがまた楽しいです。歩道部分は掘られたようになっており、周囲の植生は最初が植林ですが、すぐに自然林に変わり、頭上には青空が広がっています。
間もなく石鳥居に出会い、この鳥居をくぐると大きな平岩が現れます。何度も見ている岩ですが、今回は懐かしく感じました。真砂の道をたどりながら高度を上げると、背後に青山の尖峰が見えます。勝山三山縦走の際に青山まで足を延ばしたことを思い出しました。
鉄塔を過ぎれば山頂まで680m。わずかに高度を上げると、一旦坂の傾斜は緩やかになり、八合目の標識を過ぎます。この先から再び高度を上げれば、山頂の鳥居が見えてきました。
登山道を外れて山城、郭、毘沙門堂跡を見て、三等三角点を確認。再び登山道に戻ると、すぐに四王司神社へ到着し、多くのことをお願いしました。
神社に参拝後、展望地へ移動し、八大竜王が見守る瀬戸内海、北九州の山並みを眺めます。眼下には長府の街並みが広がり、多くの住宅地がひしめき合っているようです。下関ボートでは練習かレースか分かりませんが、ボートがコースを周回していました。
以前登った権現山や山陽小野田市方面を眺めた後、松小田コースへ少し下ってみました。四王司神社へ続く石段の左に祀られた役行者像に参拝し、多くのことをお願いした後、四王司神社へ引き返しました。
すぐに鉄塔の標柱を過ぎ、坂を下った所で岩山展望台の分岐に着きます。分岐を右に取り、ロープが渡された急登に取り付けば、すぐに岩山展望台に着きました。北には先程まで立っていた華山と西の岳が大きく見え、やはり華山は美しい山です。
北東には狩音山、鬼ヶ城、竜王山が並び、竜王山の向こうには老僧山の山脈が新下関へ向かって続いています。更に勝山、青山と景色は続き、南には瀬戸内海も眺めることができました。岩山展望台からの眺めを十分に楽しんだ後、下山を開始します。
急傾斜が続く登山道を下り、勝山登山口、四王司山登山口の案内が立つ場所に下り立ちました。この場所は昨日勝山から下山した際に通った道です。この先から勝山御殿へ続く緩やかな傾斜の道を進み、無事駐車場まで戻りました。四王司山は手軽に登ることができる名山です。
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