華山東の岳・華山西の岳 神上寺コース(げさん・げざんにしのたけ) 山口県下関市

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2004年4月24日・2008年5月4日の華山神上寺コースを見る
2012年9月23日の華山・華山西の岳の登山記を読む
2025年3月8日 華山・華山西の岳 神上寺コースを見る
2025年3月8日
駐車場 →0:10→ 神上寺本堂 →0:35→ 華山へ1.5km地点 →0:45→ 岩屋観音

 →0:05→ 最初のアンテナ施設 →0:05→ 華山山頂 →0:20→ 華山西の岳登山道入口

 →0:15→ 華山西の岳山頂 →0:20→ 華山山頂 →1:00→ 神上寺 →0:10→ 駐車場

全歩行時間 3時間45分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 天候が曇りがちという予報だったため、予定していた下関市の白滝山・天井ヶ岳登山を明日に延期し、今日は名峰・華山へ向かいました。過去2回は神上寺を登山口としていましたが、3回目の前回は華山西の岳へ直接登る「菊川町自然活用村コース」を選びました。今回は、一般的には神上寺が登山口として知られているため、神上寺駐車場から出発することにしました。
麓から眺める華山 神上寺駐車場
近松門左衛門生誕地の碑と近松門左衛門出生伝説地の案内板
神上寺へ向かいます 仁王門を潜ります

 駐車場向かいにある「近松門左衛門出生伝説地」の案内板を見て、登山を開始。華山まで2.9kmの案内を確認し、仁王門へ向かいます。足元の石段は、以前と比べてやや荒れているように感じました。仁王門では、右の阿形、左の吽形の金剛力士像を眺めます。やはり迫力があります。

車道を歩いて神上寺へ 本来の参道に合流しました

 仁王門をくぐって進むと、本来の参道が通行止めになっており、車道へ迂回するよう案内されていました。以前の水害の被害が大きかったようです。車道を進み、本堂の駐車場を抜けて、本来の参道に合流。道案内の石仏に頭を下げながら、石段を登ります。

御成門 本堂に参拝します
大師堂に参拝します 本堂向かいに祀られている三十三ヶ所霊場です

 間もなく御成門に到着し、さらに白壁の脇を登って本堂前に着きました。本堂とその上に建つ大師堂に参拝し、華山へ向かいます。なお、本堂の向かいに祀られている三十三ヶ所霊場は、下山後にゆっくり参拝することにしました。

華山まで2.6kmです 滝を観賞します
木製の階段が続きます 障害物は撤去されていました
 華山まで2.6kmの案内を確認して、階段に取り付きます。最初から急な傾斜なので、焦らずゆっくりと歩きます。すぐに左側に滝が現れたので、鑑賞。滝の音に心が癒やされます。登山道は木製の階段に変わり、登山道を塞いでいたと思われる障害物はきれいに撤去されていました。登山道はしっかり整備されており、歩きやすいです。
木の橋を渡ります 間もなく中間点(神上寺から1.4km、華山へ1.5km)です

 沢に架かる木の橋を渡り、木製の階段を進みます。登山道はつづら折れのように左右に折り返しながら、高度を上げていきます。字がかすれた案内標識を過ぎ、木漏れ日が差す登山道を進んでいると、神上寺から1.4km、華山へ1.5kmの案内標識がありました。もうすぐ中間点を通過するはずです。

登山中は展望は望めません 水平道に変わりました
巡視路には入らない方が良いそうです ベンチが置かれていました

 この先からしばらくは平坦な道となり、途中で巨岩や巨石を鑑賞することができました。さらに進むと、再び字がかすれた案内標識の場所に着きます。ここでは、右上にプラスチック製の階段が続いていました。このプラスチック階段は、鉄塔の巡視路用のものと思われます。下山時にプラスチック階段を登ってきた方にお話を伺ったところ、坂の傾斜がきつく、大変だったとのことでした。安易に別のコースへ入らない方がよさそうです。

岩屋観音に参拝します

 再び木製の階段になり、高度を上げていくと、山頂まで0.5kmの案内標識を通過。この先で中宮への分岐に着きましたが、そのまま山頂へ向かうことにしました。さらに高度を上げると、山頂まで0.3km地点を通過し、間もなく岩屋観音に到着しました。

麓から見えるアンテナ施設に着きました この上には立入禁止です
眼下に展望が広がります

 登山道を離れて右の岩屋へ向かい、観音様へ参拝。多くのお願いをしました。登山道に戻り、最後の坂に取り付くと、アンテナが建つ広場に到着しました。南側には、ハンググライダーの飛び立つ施設が見えますが、現在は使用されていないようです。眼下には、本日の出発地点である道の駅「蛍街道西ノ市」が見えました。昨日登った狩音山、その左に竜王山、さらに左には勝山と四王司山がそびえています。

山頂付近にはアンテナが多く建ってます 華山山頂です
明るい山頂です 南に大きく視界が開けています
 しばらく美しい景色を眺めながら小休憩。休憩後、車道を通って山頂を目指します。間もなく華山の山頂にある東屋が見え、山頂からは南に大きく視界が開けました。小倉ヶ辻、狩音山、鬼ヶ城、竜王山、勝山、四王司山など、下関市の主要な山々が一望できます。
小倉ヶ辻、狩音山、鬼ヶ城、竜王山、勝山、四王司山など、下関市の主要な山々が一望できます
鋪装道を進みました 仲哀天皇の殯葬所へ向かいます

 景色を堪能した後、西の岳へ向かいます。この西の岳は、仲哀天皇の殯葬所です。東屋の裏から木製の階段を下れば作業道に合流できますが、当日はこのルートを忘れていたため、元来た道を引き返し、作業道に合流して左折しました。そのまま道なりに進むと丁字路に着くので、分岐を右折。この先のY字路は、中央の山道に入ります。

入口に案内が置かれています 途中で立ち寄った西の峰です

 この入口には、「仲哀天皇殯(葬所)0.2km」の案内があり、ここから舗装路を離れます。道なりに進むと、途中でベンチがありました。この手前に右上へ続く道を見つけたので、進んでみました。途中で左上へ続く道を進むと、「西の峰 標高570m」と案内されていました。ここで引き返し、元の道に戻って殯葬所を目指します。

歌野自然活用村への分岐を過ごします 石鳥居が見えて来ました
華山西の岳山頂 仲哀天皇殯葬所(桜井八幡宮)

 木製の階段を登ると、坂の傾斜が緩み、平坦な道に変わります。ここで、前回登山口として利用した歌野自然活用村へ続く分岐に出会いました。この分岐を過ぎて直進すると、進路は右へ90度変わり、この先から石鳥居を2つ潜れば、仲哀天皇殯葬所の西の岳に到着しました。なお、石鳥居には「桜井八幡宮」と彫られていました。

木々の間越しに展望を眺めました

 西の岳からは、木々の間から景色が広がっており、狩音山、鬼ヶ城などはすぐに見つけることができました。その東には勝山・四王司山が続き、眼下には菊川町の街並みが箱庭のように見えています。山頂で昼食をとっていると、単独の登山者が到着。この方は山口市から来たとのことでした。

華山への直登道の入口 東屋の横に出ました
四王司山、勝山 竜王山、鬼ヶ城

 昼食後に再度響灘などの展望を眺めた後西の岳を出発。途中で華山山頂への直登の道をとり、東屋の横から山頂に立ちました。やはり華山は展望の素晴らしい山です。華山を出発し下山途中、奥の院を過ぎた付近で男女2名の登山者とすれ違いました。女性の方から登山途中に巡視路に入って大変だったという話をしていました。

三十三ヶ所霊場に参拝します 華山を振り返ります

 神上寺本堂まで戻り大師堂、三十三観音霊場に参拝して駐車地まで帰り着きました。次の目的地は四王司山で、登山口へ向かう途中華山全景写真を撮っていましたが、華山は見る角度によってその山容が変化し、どの方向から眺めても美しい。また、山頂からの眺めも素晴らしく、麓からの眺めも最高の名山です。

麓から眺める華山
仁王門
阿形那羅延金剛
吽形密迹金剛
岩屋観音
豊田の街並み
四王司山、勝山、竜王山、鬼ヶ城
華山東の岳山頂
白滝山、天井ヶ岳、一位ヶ岳
華山西の岳山頂 仲哀天皇殯葬所(桜井八幡宮)

 前の山 勝山 を見る

 次の山 四王司山 勝山コース・岩山展望台 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県下関市 神上寺 仁王門 登山口付近のMAP
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