トップに戻る 2025年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
勝山山頂 →0:15→ ひとやすみ展望台 →0:10→ 四王司山登山口 →0:20→ 駐車地
大王寺迎橋、福寿極楽橋を渡り、さらに進むと右手に大王寺へ続く道が現れます。この分岐の左手に勝山・四王司山登山口の案内があり、勝山頂上まで1500mと示されています。自然林の中の道を辿ると、左手に堰堤が現れ、さらに進むと左手に勝山登山口が現れました。この道が、勝山御殿の登山マップに示されていた勝山への近道です。
勝山へ990mの案内を確認し、分岐を左に進み、頂上まで40分の案内を通過します。この道の途中、鉄塔巡視路でよく見かける黄色の「山火事注意」標識を見つけました。自然林の中の明確な道を進むと、それまで西北西に進んでいた道が西へ向きを変え、足元にはゴツゴツとした岩が増えてきました。
岩場の目立つ場所を抜けると、左右にシダが茂る道に変わり、間もなく勝山から青山へ続く縦走路に合流しました。この分岐は、左(南)が青山へ1980m、右(北)が勝山へ400m地点です。山頂までの距離が近いように感じますが、勝山は急峻な山なので、一気に高度を上げる必要があります。
分岐から少し高度を上げると、細長い平坦地に到着し、東へ向かうと山城・櫓跡の標識と勝山の歴史案内板が設置された勝山山頂に到着しました。山頂からは東に向かって展望が開け、眼下に住宅街などを望むことができました。ただし、山頂からの展望は限定的なので、西のふるさと展望台へ移動します。
山頂から西へ向かう平坦な尾根を進むと、すぐに西の展望台に到着します。展望台からは、午前中に登った鬼ヶ城、狩音山、竜王山、手前に老僧山などの山並みが続き、新下関の街並み、響灘、青山、関門海峡を挟んで北九州の山々などが一望できます。
懐かしい展望を十分に堪能し、展望台を出発。途中で勝山城の石垣などを見学し、下山は員光・四王司山へ続く縦走路の分岐へ向かいます。山城郭跡を見学し、ロープの渡された急斜面を下ります。
一気に高度を下げる感じで下っていると、標高300m、山頂から120m地点を通過。さらに山頂から360m地点で出城跡を確認し、ひと休み展望台から鉄塔越しに四王司山を眺めます。
時刻は16時前で、無理をすれば四王司山にも登れますが、今回はのんびり登山と決めているため、四王司山への縦走は中止し、勝山御殿跡へ向けて下山します。勝山御殿跡へは16時過ぎに到着し、一日登山を楽しむことができました。
前の山 鬼ヶ城・狩音山 を見る
次の山 華山東の岳・華山西ノ岳 を見る