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せきんじ岐れ →0:20 →狩音山山頂 →0:17→ せきんじ岐れ →0:35→ 登山口
登山口への起点をオーヴィジョンスタジアム下関とすると、スタジアム前の県道247号線を西へ少し進み、最初の分岐を右折して県道244号線に入ります。そのまま道なりに約11km(約13分)進むと、右側の民家横に鬼ヶ城登山道入口の案内が現れます。案内に従って南へ進むと、登山口駐車場に到着します。道中、進行方向には鬼ヶ城、左手には狩音山の雄姿が望め、期待が高まります。
登山口駐車場にはコース案内図や豊浦町の案内図が設置されています。奥には鬼ヶ城縦走路(北浦スカイライン)の案内図もあり、石畑峠から鬼ヶ城までの魅力的なコースが紹介されていました。当時の記憶を呼び起こしつつ、出発します。
登山道に入ると、左右を植林に囲まれた小石混じりの道が続きます。徐々に大きくなる石を踏みながら進み、一度涸れ沢を離れて迂回した後、再び涸れ沢を渡ります。周囲は自然林に変わり、ゆっくりと高度を上げていきます。途中、ヤブツバキの花を愛で、つづら折りの道を登っていくと、休憩にちょうど良い切り株の椅子が現れました。
やがて左右の分岐に到着しました。右が鬼ヶ城、左が狩音山です。案内には「せきんじ岐れ」とあります。まずは右の鬼ヶ城を目指します。進行方向には、端正な山容の鬼ヶ城が望め、心を奪われます。
すぐに山頂まで500mの標識を通過。右手に響灘の展望が開け、小山が現れました。以前登った甲山です。甲山から鬼ヶ城と狩音山を眺めた記憶が蘇ります。緩やかな登山道を進むと、鬼小屋を通過します。
鬼小屋を過ぎると、急に傾斜が増し、響灘方面の展望も広がります。最後の急な岩場を登りきると、広くて平坦な鬼ヶ城山頂に到着です。山頂には三等三角点、八大竜王石碑、ピッケルと鐘のモニュメント、山頂標識などが設置されています。
眼下には響灘から瀬戸内海へと続く美しい展望が広がり、蓋井島などの島々も一望できます。吉見竜王山、勝山、四王司山などを眺めながら小休憩。北浦スカイラインを縦走した際、吉見峠から竜王山への急登で足が痙攣したことを思い出しました。
鬼ヶ城を出発し、「せきんじ岐れ」を直進して狩音山へ向かいます。少し登ると、鳶の尾の標識が現れました。標高は548mです。標識を過ぎ、自然林の尾根道を進むと、すぐに狩音山山頂に到着しました。
狩音山山頂からも、眼下に蓋井島、手前の山並みに小倉ヶ辻などが望め、素晴らしい眺めです。この景色を眺めながらコーヒーを飲もうとしましたが、お湯を車に置いてきてしまいました。展望地でしばらく景色を楽しんだ後、下山を開始。来た道を戻り、無事に登山口に到着しました。今回の鬼ヶ城・狩音山登山も、素晴らしい思い出となりました。
狩音山山頂
狩音山から響灘の展望
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