日尾山 作業道コース(ひおやま) 山口県長門市

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2025年3月14日
鎖峠 →1:00→ 山頂 →0:50→ 鎖峠
全歩行時間 1時間50分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 防長百山(安部正道著)踏破に向けて最後に残った長門市の日尾山へ向かいます。当日は直前に美祢市如意ヶ岳へ登り、山頂から桂木山を眺め、視線を左に移していると権現山の右にアンテナの建つ日尾山を見つけました。遠くからも目立つ山であり、防長百山もすべて登っておきたいこともあり、日尾山に向かうことにしました。ただし、本日3山目登山であることと、巡視路コースは暗そうなので明るい作業道を登ることにしました。
登山開始点は鎖峠です NTTの注意書きを眺めて出発します

 登山口は長門市と萩市の市境の鎖峠で、登山口へ向かう起点を長門市三隅総合支所とすれば、支所の前を通る国道191号を東へ進みます。少し進むと山陰道の分岐に出合いますが、山陰道に入らず旧道を進みます。途中で白拍子トンネル、榎谷トンネルを潜り支所から10km程度進めば鎖峠に着きます。登山口は鎖峠手前の左側から山頂に続く作業道入口で、通行の邪魔にならない場所に駐車しました。なお白拍子トンネル手前から作業道をたどり、鉄塔巡視路を使って登る場合は、西畑山へ向かった際に使用したコースを途中まで使うと良いでしょう。

左右に竹林が続きます 石組みが残って居ます

 鎖峠手前から日尾山へ続く作業道は舗装されており、そのまま山頂手前まで車に乗ったまま行くこともできますが、防長百山最後の山となってしまったので手を抜くわけにはいきません。しっかり自分の足で歩いて登ることにしました。入口でNTTの注意書きを眺めて電柱の並ぶ作業道を進みます。

明るい道を進みます 800mの黄色標識

 周囲には左右に竹林があったり、石垣が残っていたりで変化の多い道です。気をつけて見ていれば黄色の標識は距離表示のようですが、苔むして確認できないものが多かったです。頭上は開けて明るいので、作業道歩きも悪くありません。前方に気をつけていれば目的地のアンテナが見えるため、少しは励みとなっています。

周囲には自然林が続いています 遠くにアンテナが見えます
山桜が咲いていました
 800mの黄色標識を通過、この先では名残の山桜が咲いていました。明るい日差しを浴びた桜はとても美しいです。左に送電鉄塔を過ごし山頂付近に見えるアンテナを眺めます。やがて進路が左にカーブするところで鉄塔標柱を見つけました。
アンテナを過ごします 山頂は遠いです
山桜を観賞します 樹間越しに桂木山

 次のカーブでは左にアンテナを過ごします。高度が上がれば当然のことながら鉄塔等の施設が増えてきます。作業道を折り返しながら高度を上げていると、再び山桜を過ごし、南の樹間越しに展望が開けてきました。立ち位置を変えながら眺めていると、見えているのは桂木山のようです。その右には先ほどまで立っていた如意ヶ岳がそびえており、位置関係を確認することができました。

樹間越しに如意ヶ岳 樹間越しの展望
アンテナ先が車道終点です 車止めのチェーンを越えて進みます

 もう周囲にはアンテナが続いているのですが、アンテナ下に向かっても展望を得ることはできませんでした。NTTの大きなアンテナのところで車道は終点となり、この先には車止めのチェーンが渡されていました。チェーンの横から舗装道に入り更に奥へ向かいます。

山頂はアンテナの先です 防長百山の日尾山山頂に到着しました
二等三角点が置かれていました 山頂からの展望はありません

 この先にも車止めのチェーンが渡されており、反時計回りに高度を上げれば、アンテナの先に立つ日尾山山頂にたどり着きました。山頂には二等三角点が置かれ、山頂周囲には山頂標識がいくつか置かれていました。周囲の樹林の背が高く展望は望めませんが、この山頂で一冊の本の山のすべてに登れたことがうれしいです。記念の山頂で小休止の後、元来た道を引き返し、鎖峠まで戻りました。

登山途中に眺めた山桜
山桜

日尾山山頂

展望はありません

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県長門市 鎖峠 登山口付近のMAP
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