トップに戻る 2025年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
登山口は長門市と萩市の市境の鎖峠で、登山口へ向かう起点を長門市三隅総合支所とすれば、支所の前を通る国道191号を東へ進みます。少し進むと山陰道の分岐に出合いますが、山陰道に入らず旧道を進みます。途中で白拍子トンネル、榎谷トンネルを潜り支所から10km程度進めば鎖峠に着きます。登山口は鎖峠手前の左側から山頂に続く作業道入口で、通行の邪魔にならない場所に駐車しました。なお白拍子トンネル手前から作業道をたどり、鉄塔巡視路を使って登る場合は、西畑山へ向かった際に使用したコースを途中まで使うと良いでしょう。
鎖峠手前から日尾山へ続く作業道は舗装されており、そのまま山頂手前まで車に乗ったまま行くこともできますが、防長百山最後の山となってしまったので手を抜くわけにはいきません。しっかり自分の足で歩いて登ることにしました。入口でNTTの注意書きを眺めて電柱の並ぶ作業道を進みます。
周囲には左右に竹林があったり、石垣が残っていたりで変化の多い道です。気をつけて見ていれば黄色の標識は距離表示のようですが、苔むして確認できないものが多かったです。頭上は開けて明るいので、作業道歩きも悪くありません。前方に気をつけていれば目的地のアンテナが見えるため、少しは励みとなっています。
次のカーブでは左にアンテナを過ごします。高度が上がれば当然のことながら鉄塔等の施設が増えてきます。作業道を折り返しながら高度を上げていると、再び山桜を過ごし、南の樹間越しに展望が開けてきました。立ち位置を変えながら眺めていると、見えているのは桂木山のようです。その右には先ほどまで立っていた如意ヶ岳がそびえており、位置関係を確認することができました。
もう周囲にはアンテナが続いているのですが、アンテナ下に向かっても展望を得ることはできませんでした。NTTの大きなアンテナのところで車道は終点となり、この先には車止めのチェーンが渡されていました。チェーンの横から舗装道に入り更に奥へ向かいます。
この先にも車止めのチェーンが渡されており、反時計回りに高度を上げれば、アンテナの先に立つ日尾山山頂にたどり着きました。山頂には二等三角点が置かれ、山頂周囲には山頂標識がいくつか置かれていました。周囲の樹林の背が高く展望は望めませんが、この山頂で一冊の本の山のすべてに登れたことがうれしいです。記念の山頂で小休止の後、元来た道を引き返し、鎖峠まで戻りました。
日尾山山頂
展望はありません
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